BOOSTER Series


BOOSTER PASTE

ブースター ペースト

4種類で全ての雪質をカバーする 競技用ペーストワックス

雪の状況が把握できていない、アイロンが使えない、またはアイロンの熱から滑走面を守りたい、そんな条件下でもトップレベルのパフォーマンスを可能にしました。ブースターHFペーストシリーズは、北京オリンピックでも大活躍し、FISワールドカップのあらゆる種目において上位入賞者が実際に使用しています。
ドミネーターのレースチームが以前より使用してきたハイクオリティのフッ素が配合されており、オリンピックやワールドカップ等、トップレベルの舞台で勝利を手に入れてきました。NEW SNOW(降雪後3日以内)かOLD SNOW(降雪後4日以降)かを判断し、低雪温or 高雪温どちらかのワックスを選択するだけです。ブースターシリーズに配合されているフッ素は、我々が独自に開発したEU2020-PFOA 対応のC6フッ素を使用しており、PFOAフリーとなります。

【使用方法】
滑走面全体に付属のスポンジで薄く塗り、1時間以上乾かしてからフィニッシュクロスで磨き上げ、ブラス& ホースヘアーコンビブラシ、またはホースヘアブラシでブラッシングしてください。

HF N1 ペースト 高フッ素・マイクログラファイト
二硫化タングステン配合ペーストワックス
‒7℃ ~ ‒15℃



降雪後3日以内でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF N2 ペースト 高フッ素・マイクログラファイト
二硫化タングステン配合ペーストワックス
0℃ ~ ‒7℃



降雪後3日以内でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF O1 ペースト 高フッ素・マイクログラファイト
二硫化タングステン配合ペーストワックス
‒7℃ ~ ‒15℃



降雪後4日以降でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF O2 ペースト 高フッ素配合滑走用ワックス
0℃ ~ ‒7℃



降雪後4日以降でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

BOOSTER

ブースター

次世代雪温別対応ワックス

花粉、黄砂、塩分、火山灰、中国大陸からの大気汚染等の影響を受ける日本の特異な雪をターゲットにした次世代雪温別対応ワックスBOOSTERシリーズ全てのワックスには、マイクログラファイトと二硫化タングステンが配合されています。

HF

HF N1 高フッ素・マイクログラファイト配合滑走用ワックス
‒7℃ ~ ‒15℃


降雪後3日以内でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF N2 高フッ素配合滑走用ワックス
0℃ ~ ‒7℃


降雪後3日以内でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF O1 高フッ素配合滑走用ワックス
‒7℃ ~ ‒15℃


降雪後4日以降でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HF O2 高フッ素配合滑走用ワックス
0℃ ~ ‒7℃


降雪後4日以降でウエットスノー(グローブを付けたまま雪を握って、1回で雪玉が作れる水分の多い雪質)の時に最も威力を発揮します。

HC・BP・DS・FF

独自に開発したナノテクノロジーを取り入れ、二硫化タングステンに帯電防止と汚れを弾くマイクログラファイト(特許所得済み) を配合。これにより、水分、汚れ、静電気に対応するフッ素フリーワックスが完成しました。

HC1 ハイドロカーボン滑走用ワックス
‒4℃ ~ ‒12℃

ドライスノー(グローブを付けたまま雪を握って、何回やっても雪玉が作れない雪質)の時に最も威力を発揮します。毎日のトレーニング、フリー滑走にも最適。

HC2 ハイドロカーボン滑走用ワックス
0℃ ~ ‒7℃

ドライスノー(グローブを付けたまま雪を握って、何回やっても雪玉が作れない雪質)の時に最も威力を発揮します。毎日のトレーニング、フリー滑走にも最適。

ベース作り・クリーニング専用ワックス

BP 超浸透性ベースワックス

新しい滑走面、ストラクチャーをかけたばかりの滑走面作り、または滑り終えた後のクリーニングワックスとして最適です。
(滑走用ワックスではありません)

黄砂・花粉・排気油等の影響を受けた雪専用

DS 高フッ素配合滑走用ワックス

春先の汚れた雪(黄砂、花粉、排気油等)、また火山灰等により雪が粗くなり板が滑らない場合に抜群の滑走性を発揮します。二硫化タングステンの効果的な作用と高フッ素が、汚れた雪に発生しやすい静電気を防ぎ、汚れや水分を瞬時に弾きます。

NEW SNOW & OLD SNOW 用セット

FF 生塗りワックス

2種類のワックス(BLACK BAR/GRAY BAR)が更なる滑走性を引き上げる事、もしくはリカバリーとしても効果を発揮します。
GRAY:0℃~ -3℃
BLACK:-5℃以下


ドミネーターナノテクノロジー

我々は幾年もの研究開発を経て、自然とナノテクノロジーの応用を取り入れることにより、フッ素を用いることなく、撥水性を高めることに成功しました。ロータス(蓮)の葉には天然の撥水性があるため、水滴は葉の上で球体に弾かれ分散します。顕微鏡写真で細かく見えるように、ミクロの毛細物質が「空気のクッション」として、水滴と葉の表面の間に存在します。ブースターシリーズのBP、HC、FF には、ワックスと水滴の間にこの「空気のクッション」を作成するナノテクノロジーを取り入れています。これによりハイドロカーボンワックスの撥水性を飛躍的に向上させます。

二硫化タングステン配合ワックスとは

BOOSTER シリーズは二硫化タングステン(WS2)を基に開発されました。 二硫化タングステンは次世代の潤滑剤としてNASA のためにスタンフォード大学の研究者達によって開発された、環境にやさしく非毒性でかつ非活性の物質です。
DOMINATOR はこの二硫化タングステンを非水性分散液(N.A.D)とナノテクノロジー方式を用いて特別なグレードに改造し、BOOSTER シリーズのワックス全てに配合しました。

二硫化タングステンの働き

BOOSTER シリーズは、今までワックスの基本と言われていた雪温対応ワックスにとって変わり、あらゆる雪温、雪質に対応します。日本国内の雪は不純物(塩分、黄砂、火山灰、花粉、油汚れ、中国大陸からの大気汚染、他)が多く混ざっているため、滑走面やワックスにダメージを与えやすいことが特徴です。
そして、これらの不純物がより静電気の発生を高めており、日本の雪が抱える大きな問題です。
グラフで見てとれるように、ワックスは滑走性を良くするために必要不可欠ですが、ワックスを使用することで静電気は増え、滑走性を妨げる摩擦を増加させます。よって、ワックスを使用する際は同時に静電気を抑えることが必要不可欠となります。
BOOSTER シリーズに使用されている二硫化タングステンは硬く、雪の結晶がワックスに突き刺さるのを防ぎ、さらに内部摩擦が非常に少ないため、潤滑性に富んでいます。また静電気を抑える効果があるため、不純物の混ざった雪に対しても理想的な滑走性を発揮します。